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除湿の電気代は高い?エアコン冷房と徹底比較!
2025/07/04
エアコン

こんにちは!おそうじスミーの宮島です。
エアコンの除湿モード、なんとなく「電気代が高そう」と感じていませんか?
実は、除湿の種類によって電気代に大きな差があるのです。
結論から言うと、弱冷房除湿は冷房よりも電気代が安い傾向があり、再熱除湿は逆に高くなるといわれています。
この記事では、「除湿 電気代」をテーマに、冷房との違いや使い分けのコツをご紹介します。
エアコンの除湿には2種類ある
エアコンの除湿には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2つの方式があります。
弱冷房除湿(ドライ)
空気を冷やしながら湿気を取り除く方法です。室温も少し下がりますが、電気代は冷房より安くなることが多いとされています。
再熱除湿
一度冷やして湿気を除き、再び温めてから室内に戻す方式。室温を保ったまま湿度を下げられますが、加熱分の電力を使うため、電気代は高くなりがちです。
除湿と冷房の電気代を比較!
東京電力の技術研究所による試算(2002年)によれば、1時間あたりの電気代は以下の通りです。
モード | 電気代(1時間) | 8時間使用時 |
---|---|---|
冷房 | 約11.0円 | 約88円 |
弱冷房除湿 | 約4.1円 | 約33円 |
再熱除湿 | 約14.9円 | 約119円 |
※機種や使用環境により異なります。
除湿の電気代は使用モードで大きく変わることがわかります。
【引用サイト】:エアコンの除湿にかかる電気代はどのくらい?電気代を節約する方法も解説
電気代を抑える除湿・冷房の使い分け
弱冷房除湿が向いているケース
- 梅雨の湿気対策をしたいとき
- 寝る前に快適な湿度にしたいとき
- エアコンの電気代を節約したいとき
冷房が向いているケース
- 真夏の暑さをしっかり冷やしたいとき
- 来客時などすぐに部屋を涼しくしたいとき
再熱除湿が向いているケース
- 冷えすぎを避けたい(高齢者や赤ちゃんがいる家庭)
- 湿度は下げたいけど温度はそのままがいいとき
ぜひ参考にしてください!
除湿機能を活かすお手入れのコツ
湿度が高い時期はエアコン内部にカビが発生しやすく、ホコリと一緒にたまると空気の流れが悪くなります。
その結果、除湿や冷房の効率が下がることも。
さらに、カビの胞子が風と一緒に部屋中に広がると、空気の質が悪くなる原因になります。冷房の効きに問題がなくても、汚れた空気を吸い込むのは心配ですよね。
エアコンを快適に使うために
- フィルターのこまめな掃除
- サーキュレーターとの併用で空気を循環
- プロによるエアコンクリーニングで内部までリフレッシュ!
【 関連記事】エアコンの「除湿」活用法で梅雨を快適に
まとめ|除湿と電気代を理解して節約上手に!
エアコンの「除湿モード」は、電気代を抑えるなら弱冷房除湿が◎です!
一方、快適さを重視するなら再熱除湿も選択肢にしてみましょう。
ご家庭のライフスタイルや体感温度に合わせて、除湿と冷房を上手に使い分けることで、快適さと節電を両立できます。みなさんの快適なエアコン生活の参考になれば幸いです。